bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

「繊細さん」の本 武田友紀著 を読んで考えた

 

タイトルが気になって、アマゾンで購入、すぐに読み終えたので、感想を書きます。

kindle版を読んだので、写真がありません。代わりにアマゾンのリンクを張っておきます。

 

 

「繊細さん」とは、著者によると、

繊細さは性格や環境によるものではなく生まれ持った気質であり、生まれつき 背の高い人がいるように「 生まれつき繊細な人」がいることが明らかになったのです。

 気になった箇所を紹介します。

繊細さんが元気に生きるには、自分の「 こうしたい」という思いを大切にし、「 こんなにわがままでいいのかな」と思うぐらい積極的に自分を優先していく必要があるのです。

「自分は他の人よりも 繊細なようだ」となんとなく気づいていても、相手 に、自分が当たり前に持つ感覚がどのくらい「 ない」のかを、実感を持って 認識 している人はほとんどいませ ん。

 感想は、読みやすいこと、具体的な対処方法が提案されていることがよかったです。

 

自分で言うのも何ですが、私も若い時から「繊細さん」に当てはまる自覚がありました。

学校という職場で、肉体的にはたいして疲れないのですが、気を使いすぎて疲れることが多かったです。1日が終わるとグッタリ。

 

今ではおっさんになった分、少しは図太く、鈍感になってきたとは思います。

しかし、この本を読むと、そのとおりだ、自分にも当てはまると思えることがたくさんありました。

 

具体的な対処として参考になったのは、音に関すること。

私の場合、音に敏感なタイプなので、高性能の耳栓を即、注文しました。

アイマスクも注文、サングラスもそのうち購入しようと思います。

理由は、本を読んで確認してください。

 

おそらく著者の仕事の経験から、相談内容が若い女性のケースが多いため、読者の対象もそうかなと思いました。でも、おっさんの私でもじゅうぶん参考になりました。

 

高校生や学生さんにもおすすめできる内容だと思います。