勝浦町で再び化石の採集に挑戦しました。
お正月なのに暖かい日で、沢を登り始めると、汗をかくほどです。
あちらこちらに先行者が石を割った形跡があります。それをおこぼれがないか一通り確認してさらに登ると、黒い泥岩の転石の中に、貝の化石が入っているのを見つけました。
辺りをよく見回すと、一抱えほどの落石に貝の化石が密集しているものが見つかりました。堅くてハンマーでは割れません。近くに片手で持てるサイズの石を見つけてそれを割り、採集することが出来ました。
白い部分が貝化石です
もう少し登ると頂上ですが、時間切れで化石の路頭は確認できませんでした。
白亜紀の地層なので、1億年以上も前の貝です。しばし悠久の時間を想います。
登りは夢中でどんどん上がることが出来ましたが、下りはルート取りを間違え、身動きできなくなるときもあり、慎重に下りました。
このピンがすごいグリップ
今回は、ピン付きの地下足袋を着用しました。これがグリップ絶大です。急な斜面でも安定した足取りで、体がふらつくことなく登れました。下りもルート間違いをのぞいては、滑ることなく安心して下ることが出来ました。さすが山仕事用の地下足袋です。
今までは登山靴や、トレラン用のシューズでしたが、ハードな場所ではよく滑りました。ピン付きの地下足袋の威力を体感しました。靴下は五本指ソックスを履いています。
地下足袋なんてかっこわるいかなと思っていましたが、山では実用的なものが一番と見直しました。
壮快堂 スパイクシューズ 朝霧 I-88