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近畿大学の17年度入試問題が波紋
安倍政権を痛烈に批判 - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12792090/
近畿大学が安倍政権を批判した文章を入試問題に出題したとして騒がれているそうです。
私はまだ問題を見ていないので、詳しいことはわかりませんが、いくつか考えたことを書きます。
近畿大学は、はっきりしたことを大事にしていると思います。
評論文で、何を言いたいのか、さっぱりわからないような文章を平気で出題する大学がある中、近畿大学は、読めば理解できる文章を選んでいるということ。
安倍政権を批判した内容だからけしからんではないのです。右や左は関係なし。
読んでもわからないような文章を出さずに、ちゃんと読めば、読み取れるものを出題する。受験生に対して、誠実な態度だと言えます。
また、こんなのを出題すれば、時の政権から睨まれて不利益をこうむる、なんて近畿大学は考えていません。おそらくですが。
何と言っても、今年も日本で一番たくさんの受験生を集めたのが近畿大学です。
圧倒的に受験生から支持されているのです。
補助金を削除なんて、心配しなくてもいいんです。
文科省の人が忖度して…など怖くないのです。
2016年の大学入試で、東京大学と大阪大学が「反知性主義」を批判した文章を出題しました。おそらく近畿大学の問題作成委員の先生は、これを読んでいたと思います。
東京大学と大阪大学は、さすがに安倍政権とは書いていない。でも、近畿大学は、はっきりとわかる文章を出題した、それだけです。
近畿大学は、マグロ大学と呼ばれることがありますが、関西では、受験生あこがれの大学なのです。
東京の人は、その辺がちょっとわかりにくいかもしれません。
関西ではトップレベルの関関同立を合格するくらいの高い学力がないと合格できません。
今回の出題は、話題性も含めて、近畿大学の狙いがあるのは間違いないでしょう。
近畿大学、いや、関西人のパワーおそるべしです。