国立大学の医学部入試にも出題された「夜間飛行」
その作者のサン=テグジュペリは、第二次世界大戦中の1944年7月31日、偵察機で任務に出撃し、帰りませんでした。
その死は謎のままで、ドイツ軍の戦闘機に撃墜された、故障のため墜落した、急病のせいだなど、諸説があります。
「星の王子さま」は、故郷の星に帰るため、自分を毒ヘビに咬ませます。衝撃的な死ですが、作者の死は、それ以上の衝撃です。
長い間、サン=テグジュペリの最期は謎でしたが、この本では、謎の一部が解明されます。
サン=テグジュペリは、星の王子さまになったのではなく、確実に死んでいたという事実が判明します。彼のファンとしては認めたくない事実です。
ブレスレットの発見とそれに続く搭乗機の確認。
次々と判明する事実に、読んでいて興奮します。
サン=テグジュペリを知らなかった人は、まずはこれから読むことをお勧めします。
有名な作品のわりに、意外と読んでいない人が多い名著です。
星の王子さま (新潮文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4102122044/ref=cm_sw_r_cp_api_G.8XybHQCFRW0
サン=テグジュペリをより詳しく知りたい人は、これをお勧めします。
星の王子さまの眠る海
ソニーマガジンズ
http://amzn.to/2q1QhhQ