ビッグイシュー301号のワンダフルライフの記事で、「サバイバル登山家」服部文祥さんが紹介されています。
心に響いた言葉を引用します。
「町でも山でも、お金を払えばだいたいのことは解決できるのが今の社会。だけど、そうやって『お客さん』でいる人生なんて、不自由だしつまらない。自分で体験するから、生きている実感が得られる。自分の人生だから、自分が『主』でありたいんです」
服部さんの本は、「サバイバル!」ちくま新書 を読んでいたので、ビッグイシューの記事も、おもしろく読みました。
さて、「お金を払えば~」の関連といえるのか、DIYに挑戦してみました。
昨日、新しい洗濯機が届いて設置されたときに、設置業者さんから、「水道栓から水漏れしているので、パッキンを交換しないとだめでしょう。水道業者さんに頼んでください。」と言われました。
ネットで調べてみると、簡単にできると紹介されています。
DIYは、ほとんどやったことがありません。
しかし、服部さんの言葉「自分で体験するから、生きている実感が得られる」に刺激され、自分でやってみることにしました。
近所のホームセンターで必要な交換部品と工具を購入。
水道の元栓を閉じて作業にかかります。
ウォーターポンププライヤーを使い、栓の中の部品を取り出しました。
サビなどで汚れています。
新しい部品と比べると、
ここまでは順調です。
ところが、栓の持ち手の部品を新しい水栓スピンドルに取り付けようとすると、ネジ山の数が違っていて、入りません。
上の写真の白くて丸い部品です。
仕方なく元のスピンドルを使うことにして、パッキンと水栓ケレップという部品を交換しました。
水道の元栓を開いて、漏水がないかを確認します。大丈夫でした。
ホッとして妻に作業の完了を報告。
作業時間は20分でした。
スピンドルが交換できなかったのが残念ですが、初めてにしては上出来だと自分でねぎらいました。
経費は、パッキンが99円、水栓ケレップが149円でした。
ちなみにプロに頼むと、相場は、5000円~10000円だそうです。
自分でやってみて、うまくできてラッキーだと思いました。
ネットの情報がたいへん参考になり、達成感も得られました。