高校生のみなさん、専門学校選びのポイントです。
早い専門学校は、6月からAO入試のエントリーが始まっています。
専門学校選びのポイントはいくつかありますが、学校説明会に参加して、自分の眼で確かめることです。
さらに、保護者に一緒について行ってもらい、大人の眼から見てもらうのもお勧めします。
パンフレットや口コミだけで決めないようにしてください。
高校では、大学や短大の評判や評価の情報は豊富に持っています。大学や短大の入試課の人や広報の人がよく来校します。
ところが、専門学校は校数が多く、高校からも年度で1人か2人くらいしかその学校に行かないので、高校に専門学校の人が来る機会は、大学、短大ほどは多くありません。
率直に言うと、高校の先生は、専門学校に関しては、ほとんど情報を持っていないのが現状です。
高校生は、一度説明会に参加しただけでその学校への進学を決めてしまうこともあります。
説明会は、楽しく雰囲気も良く、活気があって、高校生はその気になってしまいがちです。
即決する前に、
カリキュラム(1週間の時間割など)をしっかりチェックしてほしい。
専門学校選びのポイントとしておすすめは、資格試験の合格率です。
たとえば、「さんぽう」のサイト
[看護医療進学ネット]看護・医療・福祉専門学校・大学の情報サイト
では、国家試験の合格率を学校別に公表しています。データもとは厚生労働省でしょう。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、助産師、歯科衛生士など医療系の資格を目指す学校の国家試験の合格率がよくわかります。
意外なのは、伝統校で、評判がよいと思っていた専門学校が、合格率が低かったり、逆に比較的新しい学校でも、合格率が100%近かったりします。
専門学校は、将来の職業に直結しています。
高校生のみなさんは、様々な情報をしっかり集めて、進学する学校を選んでください。