一太郎2016で、漢文に返り点と送り仮名をつける方法を調べてみました。
書式 文字割付 上下付き文字 を選ぶと次のような入力画面になります。
「上付き」に送り仮名をカタカナで入力します。
同様に「下付き」に返り点「二」「レ」などを入力します。
その下にある「サイズ」で適切な値を設定します。私は45%にしてみました。
画像が見づらくてすみません。「横」の右下に「タハリ」、左下に「二」がつきました。
「横」の字の下にカーソルを合わせ、書式 文字割付 上下付き文字の順です。
コツは、一カ所設定したあとは、Ctrl+Rで繰り返すことです。いちいちメニューから選んでいると時間がかかります。
漢文のフォントを大きくすること、文字の間にスペースを入れることをすれば、読みやすくなります。
今回手間取ったのは、一太郎2016を「オリジナル」で使っていたため、「ツールボックスの割付」で「ルビ」アイコンをメニューバーに追加できなくて、時間がかかったことです。
ネットでやり方を検索したのですが、よくわからなかったので、一太郎を「クラシック」表示にすると、「ツールボックスの割付」が以前のバージョンと同じで使えました。
私は一太郎派なので、WORDでのやり方はわかりません。
別の方法で、「ふりがな」を使ってやる方法もあります。今まで私は「ふりがな」でやっていましたが、「上下付き文字」がしっくりきたので変えました。
漢文をテキストファイルにしたい方、漢文のテスト問題を作成したい先生方は、お試ししてみてはいかがでしょうか。