bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

高校生のみなさん、時給3000円のアルバイトをしませんか?新聞に投書してみよう。

 

高校生のみなさん、時給3000円のアルバイトをしませんか?


といっても必ず採用されるわけではありません。

面接が厳しい?いや、面接はありません。誰でも応募できます。

では、何が求められるか?その答えは文章力です。
新聞に投書をして、採用されれば掲載されて謝礼がもらえます。その額が3000円なのです。(読売新聞の場合)


実は、私が授業で作文の指導を行う際に、新聞への投書を行っています。
授業のはじめで、作文を書きましょうと呼びかけても、みんな嫌そうな顔をします。

だるい、しんどい、めんどうくさいという心の声が聞こえてきます。

ところが、日常生活で見たり聞いたり、感じたりしたこと何でもいいから書いてみよう、ニュースの感想でもいいよ、文化祭、体育祭のネタでもいいというと、ちょっとやる気を出す生徒が出てきます。

そこでさらに告げます。「採用されて掲載されたら3000円の謝礼が出ます。」

とたんに生徒の表情が変わり、「ほんまー?先生。私やるわー」といってその後は無言で原稿用紙に向かいます。

これがほとんど全員の反応。

たたみかけて、「君ら、時給3000円のバイトしたことないやろ。しかもこの授業50分のうちで終わりやで。こんなおいしいバイトあるか?」

生徒の目の色が変わります。

 

下書きを私が添削して清書をさせ、全員提出。まとめて学校から応募します。

2週間ほどすると、新聞社の担当記者さんから電話があり、「○○さんの記事を何日に掲載しますので、確認を取ってください」と言われます。


読売新聞の場合は、「気流」というコーナーです。U-25といって若い世代を集めた日に掲載されることが多いです。


掲載された記事は、コピーして参加生徒全員に配布し読ませています。

みんな真剣に読んでくれます。採用された生徒はもちろん、すごくいい笑顔を見せてくれます。


「次は卒業か、進路決定の話題でねらおうか?」そう告げると、生徒も、もう嫌そうな顔をしません。

 

さて3000円で、参考書を買うもよし、受験費用の足しにするもよし、スタディサプリに入会して勉強するもよし。

もちろん自由に使ってください。自分の「頭で」稼いだお金だから。