bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

ベランダで化石のクリーニング 家で出来る趣味 白亜紀の化石

外出を控えて、ひたすら家に引きこもる毎日です。

週末の休日に、ベランダで化石のクリーニングをしました。

嫌なことを忘れてひたすら石をたたくという単純作業です。

気がつくと一時間ぐらいは過ぎています。

 

まずは、徳島県の石から。

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立川層の上部で採集した植物片です。

割ると、一枚の葉が出てきました。

おそらく1億年以上前のものですが、そこら辺に生えている草のように思えます。

 

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この石はフズリナ化石を含んだもの。羽ノ浦層の基底岩だそう。白い紡錘形が石の穴の中に入っています。不思議な印象。

 

 

次は和歌山県の石です。

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母岩が大きく固いので、小割になりました。

石の表面に残るこの化石、イノセラムス(二枚貝)だと思っていたのですが、巻いているようにも見えます。

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北海道のアンモナイトのノジュール。これは購入したもの。

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大きなアンモナイトが新鮮な色を見せて埋まっています。

北海道のアンモナイトはリアルな姿で保存されていて、本当にすごいです。美しい。

クリーニングの勉強になります。

 

アンモナイトが続きます。

これは徳島県の石。羽ノ浦層から採集。ネジのような部分がアンモナイトです。

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形がイレギュラーで、異常巻きと呼ばれています。

サイズは小さいですが、これも1億年前に生きていたアンモナイトです。

小さなフォルムが愛くるしい。個性的で魅力があります。

 

さて気がつけば、ベランダで蚊に襲撃され、耳たぶを両方刺されて真っ赤になって腫れていました。

初夏を思わせる陽気の中、大自然ではなく、都会のベランダで、1億年から7千万年前くらいの生き物と対話することが出来ました。