bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

わたしの解放ガイド  OCO(オコ)著  ワニブックス

わたしの解放ガイド  OCO(オコ)著   ワニブックス



最近読んだ心理学やセラピー系の本の中では一番、自分に合っていると思いました。

そこで備忘録として、こころに響いた箇所を一部抜き出します。

気になった人は、ぜひ本書を購入して、読んでみることをおすすめします。

 

・こころがもやもやして割り切れない気持ちのとき、「自分が主体で考えられているか?」確認する

・人は悩みごとを抱えているとき、また、わたしはこうありたいと思っているとき、多くの場合、そこに”他者”を介在させている

・他者が介在しない自分主体の価値観のもとに、「自分はどうしたいのか」を考え抜く。それは潜在意識の自分と顕在意識の自分がつながること

・いまの状況から「自分」を抜き出して考える時間を持つ。そのようなメタ視点で自分を俯瞰する

・嫉妬やねたみ、もやもやなど、ネガティブな気持ちが湧き起こってきた場合は、相手との距離が近くなりすぎている証拠。距離が近すぎるからこそ、その他者のことばかりぐるぐると考え続けている

・嫉妬が湧いてくる原因はシンプルで、何らかのかたちで、自分がやりたいことをできていないから

・知らず知らずの間に、勝手に溜まってしまったエゴブロックをこころの中に置いたまま本来の自分の望みに制限をかけて生きるのは、もはや「他人軸の人生」です。あなたは無自覚に「誰かの何か」を優先してしまっていないでしょうか。「これまで自分を犠牲にしていたのかもしれない」という事実に、もっともっと自覚的になっていいのです

・自分の自然なこころのありようを認め、好きなことをやってもいいという許可を出すこと。これはひとりでもできること。そしてそれは、からだの緊張をやわらげ、こころとからだをうるおす潤滑油にもなり、あなたのこころの解放を助けることでしょう

・わたしがわたしの好きなことをワクワクと楽しむ時間を持つと、わたしは本質的に幸せになる。そうすると、まわりも幸せになる

・恋愛でもパートナーシップでも、相手のことを必要以上に心配したり、詮索したり、あれこれ世話を焼く「尽くし」行為も同じことで、「他者の自由意志を尊重していない」「他者の可能性を信じていない」(=その人はダメな人と無意識に思っている)と言い換えることができる

・親子関係やパートナーシップ、対人関係がいつもこじれてしまうのであれば、それは自分と他者との距離感が近くなりすぎていて、適切な境界線を引くことができなくなっている状態なのです。

責任感が強い人ほど陥りがちなのが、この距離感の問題。ある程度他者と適正な距離を保つには、「自己犠牲のない、ニュートラルな状態」にいったん立ち戻る必要があることを知ってください。

「エゴブロック」とは、

無意識のうちに、自分で自分に課している制限のこと

主に幼少期に、周囲からすり込まれた概念、つまり「思い込み」がその正体

大人になるにつれ、教育やしつけ、常識や社会的な通念、トラウマなどを積み重ねて「エゴブロック」の重量をどんどん増していきます(以上は本文の引用)

というものです

 

親や兄弟、パートナーとうまくいかないことで悩むことが多かったわたしですが、この本を読んで、腑に落ちることがあり、ノートに抜き出してみました。

その作業をしながら、自分なりに考えてみると納得できることばかりだったので、他の人にも役に立つかもしれないと思い、書きました。