強くなる本 岡本太郎 興陽館

決意の凄みを見せてやれ
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまってはダメだ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを超えた、決意の凄みを見せてやるというつもりでやればいいんだよ。
自分で勝手にあきらめて、無難な道を選んで、そのくせ、もしあのとき諦めずにやりたかったことをやっていれば、なんて一生、恨みったらしく未練を残している。
そんなの、つまらないじゃないか。
個人差なんてない。
人間はやろうと決意するかしないかだ。
それだけで差が出てくるんだ。
思ったこと
自分の才能や強みは何か、それを見つけることに四苦八苦したり、自分探しに疲れたりする人もいるでしょう。私自身もそういったことを追求する本を何冊も読みましたが、自分の才能は見つからずじまいです。
そんなとき、この言葉に出会いました。
「決意の凄みを見せてやるというつもりでやればいいんだよ」
「人間はやろうと決意するかしないかだ」
本気で向き合おうとしていない、やろうとしていない自分に気付かされます。
後悔を人生に残さないためにも、叱咤激励してくれる言葉だと思いました。
やりたいことに賭けるから力がでる
自分でやりたいことがあっても、ほとんどの人ができないでいる。
それどころか、自分からやらないようにしてしまっている。
できないんじゃない。
自分でやらないと決めているんだ。
自分には才能がない、自分は能力がないからと。
能力があるかないかなんて、だれにもわからない。
自分を賭けることで力が出てくるのであって、
能力の限界を考えていたら何もできやしないよ。
むしろ能力のない方が素晴らしいんだ、と平気で闘えば、
逆に能力がひらいてくる。
自分に能力がないと思うことは、素晴らしいことなんだ。
思ったこと
こちらの言葉も同じように挑戦できない、やる前に諦めてしまう自分に強く響きました。
才能、能力は誰かが決めるのではなく、自分を賭けることで開けてくるものだ、とにかく行動せよ、挑戦せよと後押しをしてくれます。
岡本太郎の言葉は、少しでもやってみようという気持ちになる、力のある言葉です。
今回紹介した2つは読めばスッとわかる内容ですが、他には深い哲学的な省察もあり、何度も読み、思索を深めないと意味を掴めないものもありました。
岡本太郎によると、パリ留学中にソルボンヌ大学に入り、哲学や社会学を本格的に学んだそうです。どうりで思考内容が哲学的で難解なわけです。
人生のそれぞれのステージで読み返すべき言葉が綴られている奥深い本でした。