失われた時を求めて Ⅰ 第一篇 スワン家のほうへ 第一部 コンブレー その16
114段 夕食前の散歩
・叔母の部屋に太陽の光が差し込む描写が美しい
115段 遅くなったときの叔母への対応
116段 散歩のための2つの「方」、スワン家の方とゲルマントの方
・ここで初めて第一篇のタイトル「スワン家の方へ」が出てくる
117段 メゼグリーズの方、スワン家の白い柵沿いの道を通る
118段 スワンの庭の柵の前、リラの花が終わりに近づく
119段 キンレンカの小径、忘れな草とツルニチニチソウの花、グラジオラス、ヒヨドリバナ、トチカガミ
・怒涛の草花描写が続く
・ いちいち花を調べて画像を確認するのも楽しい
120段 スワンの娘と知り合いになりたい欲望、サンザシの香り
121段 ヒナゲシ、矢車菊を探す
122段 バラ色のサンザシ
・花1つにこれだけ連想を広げて語るのは驚きとしか言いようがない
123段 ジャスミン、パンジー、クマツヅラ、ストックの花、金髪の少女、黒い目
124段 私の視線と彼女の視線、ジルベルトと言う名を聞く、婦人と知らない男が現れる
125段 ジルベルトと言う名について
126段 ジルベルトと言う名前がもたらす魅力
感想
・やっと小説らしくなってきた印象
・「私」にとって魅力的な少女ジルベルトが、美しい花々に囲まれて出現する
・若々しさ、初恋といったイメージが、言葉の奔流となって描き出される

