失われた時を求めて Ⅰ 第一篇 スワン家のほうへ 第一部 コンブレー その17
失われた時を求めて 全14冊 美装ケース入りセット [ プルースト ]
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127段 叔母とスワン、叔母の体力の衰え
128段 ジルベルトと家族のことを聞きたがる私
129段 サンザシに別れを告げる
・サンザシへの異常な執着が描かれる
130段 メゼグリーズの方、野原を吹く風、ムラサキウマコヤシ、クローバー
・風にスワン嬢の存在をかぎ取る感性
131段 リンゴの木の描写
132段 午後の空の白い月
・比喩を重ねる、一文が長く、主語と述語が離れていてねじれているように感じる、などが読みにくさの正体
・描いている内容は美しい
感想
・前回書いたように、小説らしい内容になってきたように感じる
スワン嬢への恋心が描かれ始めたので、いわゆる主人公の心情描写が味わえるようになった
これまでは人物描写やエピソードの紹介が中心で、正直に言うと、興味を持ちにくい内容が多かった
私なりの基準で面白い小説は、高校生が読んで面白く感じるもの、である
それから言うと、冒頭部分からしばらくこの辺まではあまり「面白い」とは言えなかった。
「20世紀最高の小説」と評されるこの作品は、最後まで読んでみないとその評価が妥当かどうかわからない
今のところ、長い宿題に取り掛かったような心境で読み続ける
