bluesoyaji’s blog

定年後の趣味に、化石採集や鉱物について、読書感想などを書いています。みなさんのお役に立てばうれしいです。

長編小説の読了に挑戦中です 「失われた時を求めて」 はたして20世紀最高の小説なのか その17

失われた時を求めて Ⅰ 第一篇 スワン家のほうへ 第一部 コンブレー その17

 

 

127段 叔母とスワン、叔母の体力の衰え

 

128段 ジルベルトと家族のことを聞きたがる私

 

129段 サンザシに別れを告げる

・サンザシへの異常な執着が描かれる

 

130段 メゼグリーズの方、野原を吹く風、ムラサキウマコヤシ、クローバー

・風にスワン嬢の存在をかぎ取る感性

 

131段 リンゴの木の描写

 

132段 午後の空の白い月

・比喩を重ねる、一文が長く、主語と述語が離れていてねじれているように感じる、などが読みにくさの正体

・描いている内容は美しい

 

感想

 

・前回書いたように、小説らしい内容になってきたように感じる

スワン嬢への恋心が描かれ始めたので、いわゆる主人公の心情描写が味わえるようになった

 

これまでは人物描写やエピソードの紹介が中心で、正直に言うと、興味を持ちにくい内容が多かった

 

私なりの基準で面白い小説は、高校生が読んで面白く感じるもの、である

それから言うと、冒頭部分からしばらくこの辺まではあまり「面白い」とは言えなかった。

 

「20世紀最高の小説」と評されるこの作品は、最後まで読んでみないとその評価が妥当かどうかわからない

今のところ、長い宿題に取り掛かったような心境で読み続ける