失われた時を求めて Ⅰ 第一篇 スワン家の方へ その20
162段 ゲルマントの方への散歩、今はなきペルシャン街の復原を夢想する
・語られている時間が過去のものであり、さらにその中で過去の歴史のエピソードが語られるという重層的な時間のため、読者は混乱する
・作者の語りのパターンと認識しておけば、読みが滞らずに進む
163段 古い旅館、サン=ティレールの鐘塔
164段 ヴィヴォンヌ川、旧橋、いにしえの塔の断片、過去の物語、キンポウゲの花
165段 川に仕掛けた水差し
166段 水にゆられる睡蓮、神経症患者を連想する
167段 睡蓮の庭園
・モネの睡蓮の池かと思った描写。わざわざ「日本趣味の七宝模様」と書いている
168段 小舟の底に仰向けに横たわり、空をながめて漂う舟人へのあこがれ
169段 水辺でおやつの時間、鐘の音
170段 楽しみの家、一人の若い夫人の姿
・恋の裏切り、諦めきった女の顔、どんな悲恋があったのか‥
これからの物語の伏線か?
感想
・モネの睡蓮?の描写がすばらしい。日本人の大好きなモネの絵のあのイメージを言語化していて読みごたえがある

