失われた時を求めて Ⅰ 第一篇 スワン家の方へ 第一部 コンブレー その21
171段 ゲルマントの方の終着点、ゲルマンと公爵夫妻
172段落 小さな囲い地、ゲルマント夫人への夢想
・作家になりたい希望と才能への不安、父への望み
・結構赤裸々に作家になることへの心情が語られる。プルーストを研究するには要注目
173段 母からゲルマント夫人の情報を得る
174段 結婚式のミサに出席したゲルマント夫人を目撃する、現実の夫人の外見とそれから受ける印象
175段 現実と夢想
176段 婦人の視線
177段 婦人を念入りに観察する、夫人の目、微笑が私の上にとどまり、自分が彼女に気に入られたと信じ込む
・恐ろしいまでの自己陶酔、勝手な思い込み…「私は自分が彼女の気に入られたのだと信じ込んだ」
・現代の熱烈なファンがアイドルに寄せる偏執狂的な心情を思わせて、ちょっと読んでいて違和感がある
感想
・第一巻もようやく終盤。ゲルマント公爵夫人が登場する。いきなり憧れの夢想の人を目にして、妄想を膨らませる私。このとき私は何歳なのか?

