bluesoyaji’s blog

定年後の趣味に、化石採集や鉱物について、読書感想などを書いています。みなさんのお役に立てばうれしいです。

アンモナイト 化石採集しました(改訂版)

アンモナイト 化石採集しました(改訂版)

1年ぶりに化石採集に行ってきました。場所は関西方面の白亜紀の地層がある場所です。

ある地学巡検に参加して、先輩方から教えてもらいながら、念願のアンモナイト化石を採集することができました。

! !

「キャナドセラスだよ」と教えてもらい、帰宅後に自分でも調べてみました。


キャナドセラスとは

キャナドセラス(学名:Canadoceras)は、アンモナイト目パキディスカス科に属する属の一つです。北アメリカ大陸・日本・樺太・マダガスカルなど、環太平洋を中心とした地域から化石が見つかっており、主に白亜紀後期のカンパニアン期の地層から産出しますが、最初期の種は少し前のサントニアン期後期にすでに出現し、最後期の種は続くマーストリヒチアン期前期まで生き延びていたと考えられています(出典:Wikipedia「キャナドセラス」)。

殻の直径は種によって幅があり、3センチメートル程度の小さなものから50センチメートルを超えるものまで知られています。複数の種で、直径10センチメートルほどまでの個体は未成熟な若い個体だろうと推測されているそうです(出典:同上)。今回採集した個体は自分がこれまで採ったアンモナイトの中で最大ですが、種としての成体のサイズ幅を踏まえると、まだ成長段階の個体だった可能性もありそうです。

北海道からの産出でよく知られる近縁属としては、直径56センチメートルに達する種を含むパキディスカス(Pachydiscus)があり、キャナドセラスと同じパキディスカス科の仲間です(出典:Wikipedia「パキディスカス」)。

「キャナドセラス」という名前の面白い由来

北海道三笠市立博物館の解説によると、キャナドセラスという学名は1922年に命名されましたが、その由来である「カナダ」という国は、命名当時まだ存在していませんでした。当時のカナダは1867年に「カナダ自治領」となっていたものの、イギリスからの実質的な独立は1931年のウエストミンスター憲章、法的な完全独立は1982年のカナダ憲法制定を待つことになります。つまりキャナドセラスは、「カナダ」という国号が正式に確立するよりも先に、化石の学名として世に出ていたことになります(出典:三笠市立博物館「今月のアンモナイト」2025年5月号)。


発見の様子

キャナドセラスは珍しいものだそうで、大きさも今まで自分が採集したアンモナイトの中で最大でした。長いところで15cm程度

真ん中で接着しています。これは泥水の中から拾い上げた石を割り続けていたとき、この石がアンモナイトそのものであることに気づかずにハンマーでかち割ってしまったためです。

先輩に見せると、アンモナイトの本体だと教えてくれました。

表面の縫合線に気づかなかった初心者の悲しみ。

すぐに先輩がその場で接着してくれました。

! ! ! ! ! !

泥を落として、保存のためにボンドを薄めた液を塗りました。

複雑な縫合線が美しいです。


感想

採集した翌日は筋肉痛がひどく、歯痛も重なってきつかったです。

採集を楽しむためには、普段からの体力づくりが必要だと実感しました。

インスタで動画を紹介しています。

リンクはこちら https://www.instagram.com/reel/DJ08u-EvNVB/?igsh=YnY3eWJmb2ZnNmt4


出典