前回の続きです。
乾燥でひび割れがした母岩の化石をクリーニングし出すと、見事に割れてしまいました。
およそ1億年前の白亜紀の化石が、割れてしまった!
すごくショックです。
ボンドで接着して母岩を復活させます。
ここまでが前回の記事で紹介した内容です。
割れたパーツを組み合わせます。
立体的なジグソーパズルのようです。やったことないけど。
なかなか手間がかかりました。
母岩が復元できました。
ここで疑問が。
この化石、どんな形をしているのか?
ひらがなの「つ」文字のようでもあり、「る」文字のようでもある。
どこに、どのように、つながっているのか、考え込んでしまいます。
ネットで調べてみると、似たようなアンモナイトが「アナハムリナ」
異常巻きと呼ばれるアンモナイトです。
産地が同じなので、これかもしれません。
でもこの化石にはアンモナイトの肋が見当たらない…
ためつすがめつしてみると、ヘビのとぐろのよう。
ちょっと不気味に思って、クリーニングを中断して、小分けのビーニール袋に入れて保管しました。
クリーニングの技術が向上するまで、しばらく封印します。
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