関西大学 2020年 全学日程 国語 『「学び」の復権ー模倣と習熟』辻本雅史
国語問題の解き方を説明します。
入門編なので、すでにわかっている人は、他の勉強をしてください。
第1問の評論を解いてみましょう。
- 形式段落(1マス下がったところ)に通し番号を付けます。
- 本文の接続語、重要語を○で囲みます。
- 大事だと思う部分に線を引きます。
初めは適当にここだと思う箇所にどんどん線を引いてください。
慣れてくると、筆者の主張が述べられた部分に線を引けるようになります。
次の画像に、通し番号、○印、傍線を赤色で書きました。参考にしてください。
みなさんは、シャープペン、鉛筆の黒色でかまいません。
漏れがあったり、違うところに線を引いていたりしても、大丈夫です。
やっているうちに慣れてきますから。
段落要旨
形式段落の要旨をまとめました。
1日本の先生は、教科書を教えることが授業だと思っている。
近代学校の原則は、教科書で教えるというのが本来
2教科書が目的で教師は手段や道具の位置に転倒している
3日本の教科書観と教師観はこの本末転倒
4学校には教科書がなくてはならないものと考える
教科書信仰=教科書を神聖視
ここまでの作業をやってみて、まずは読解でやることが理解できましたか?
現代文は、「手で解く」ことが大事です。
今回は、ここまで。
本文の続きは、次回に掲載します。