母岩から分離したため、形がはっきり見えるようになったので、アンモナイトの同定をやってみました。
まずは白亜紀の羽ノ浦層で画像を検索。
すると、似たようなアンモナイトは、シュードハプロセラスか?
入手して置いた洋書を取り出してきて調べてみました。
Treatise on Invertebrate Paleontology
Volume4:Cretaceous Ammmonoidea
デスモセラス科を見ていくと、ありました。
Pseudohaploceras
Moderately involute,slightly to moderately compressed,with convex sides;constructions regular,straight or sinuous,collaredin some;fairly fine,distinct,sharp or rounded,branching ribs between constractions,extending from umbilical edge and crossing venter.
単語の意味を調べてつなぐと、
ほどよくインボリュート曲線、ほんのり、ほどよく圧縮された、凸面;規則的な狭窄、まっすぐまたは波状の襟、かなり細かい、はっきりした、または丸みのある狭窄の間に分岐した肋、延伸したへその縁と交差する腹部
何のことかわからない文章になってしまいました。学生時代以来の英語に苦戦。
掲載されたイラストは全体が丸くて、この化石の、上下にへしゃげたフォルムとは異なります。
化石に圧力がかかり、形が変わることが多いそうです。
他にもフィロパキセラス、シャスティクリオセラスといった名前も調べてみましたが、よくわかりませんでした。
さらにネットでいろいろあたってみて、このアンモナイトの名前は、シュードハプロセラスとしました。やれやれです。
間違っていたらごめんなさい。
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