bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

初心者ですが、アンモナイトをクリーニングしてみました シュードハプロセラス? #アンモナイト #白亜紀 #化石 #徳島県 #化石採集 

 

初めて採集したアンモナイトの大きさがわかるように、クリーニングをしてみました。

f:id:bluesoyaji:20190420162937j:image

アンモナイトの周囲の石を削り落とし、化石本体が見やすいようにする作業です。

 

私は全くのシロウトなので、化石の本やネットの情報を見てやり方をまねてみました。

f:id:bluesoyaji:20190420163036j:image

f:id:bluesoyaji:20190420163346j:image

 

黙々と石を削る。息を潜める作業です。

2時間くらいかかったでしょうか、正座していた足がしびれて限界に達したので、止めました。

f:id:bluesoyaji:20190420163105j:image

大きさがわかりやすくなり、メジャーで測ってみると、10cm前後あります。

化石の産状がわかるように、本体を削り出すことをせずに、母岩についたまま残しました。

 

次はこのアンモくん(雄?雌?)の名前と生きた時代を調べてみました。

ちなみにアンモナイトの雄と雌については、国立科学博物館のHPに次のように書いてありました。

 

アンモナイトの殻には、マクロコンクとミクロコンクといわれる二型が知られています。両者の殻の形は成長を通じてよく似ていますが、ミクロコンクはマクロコンクに比べて成殻のサイズが小さく、殻口部に突起を持つものもあります。産出する場所や時代が同じであることから、これらは同じ種類の雌雄と考えられています。一般に大きい方(マクロコンク)が雌、小さい方(ミクロコンク)が雄と考えられていますが、明確な根拠はないようです。

 

画像を探すと、これがよく似ていました。

f:id:bluesoyaji:20190420163200j:image

出典は、「和歌山に恐竜がいたころ 白亜紀前期の化石大集合」和歌山県立自然博物館です。

 

中生代白亜紀バレミアンという時代で、およそ1億3千万年前です。

 

「シュードハプロセラス・ジャポニカム」長くて難しい名前です。

覚えられないので、ハプロちゃんと呼ぶことにします。

 

このハプロちゃんとは1億3千万年ぶりに対面したことになります。気の遠くなるような出会いに頭がくらくらします。

この時間感覚に触れることが、化石採集の魅力かもしれません。