bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

高校生

「国語の科目再編は無理がある」読売新聞3月30日朝刊社説を読んで考えた

読売新聞3月30日社説「国語の科目再編は無理がある」改め「読売新聞の変節にはウラがある」 引用 実用的な文章を読み、論理的に書く力の育成は重要だが、その力は文学作品などに触れることで高まるのが普通だ。『実用的・論理的』な文章能力というものが…

「『論理』か『文学』か」読売新聞3月30日朝刊3面を読んで考えた

読売新聞3月30日三面「『論理』か『文学』か」 引用 これほど客観的な基準がない検定意見は初めてだ。桐原書店編集責任者 「文学国語」は11点全点が評論を取り上げた。新指導要領は文学国語では、文学に関連した評論を扱うことを認めているためだ。10本以…

高校国語 論理・文学分割 読売新聞3月30日朝刊1面記事を読んで考えた

読売新聞3月30日一面記事「高校国語 論理・文学分割」 引用 論理国語と文学国語に小説、評論が混在した理由としては、限られた授業時間数の中で、学校現場には小説と評論の双方を学んでほしいという強いニーズがあるほか、教科書会社自体にも両者(*論理…

連載を始めました。「邦裕の孤愁 くにひろのこしゅう」第4話 偽装カップル誕生

健人が優奈を連れてきた翌週の土曜日は、珍しく健人も家に居て、三人で晩御飯を食べていた。 健人は頼みがあると言って、話を切り出した。 「優奈を連れてきたあと、優菜が朱莉に嫉妬して酷いねん。タイプやろとか、一緒に住んでたら好きになるとか色々言っ…

連載を始めました。「邦裕の孤愁くにひろのこしゅう」第3話 健人と彼女 

健人には優奈と言うかわいい彼女がいる。健人と同じようにモデルをやりながら、お芝居の勉強をしている。女優の卵といえばいいのか、しかし、少しも気取ったところがなくて、邦裕とも気さくに話しをする感じのよい子だ。健人とは、モデルの仕事を通じて知り…

連載を始めました。「邦裕の孤愁 くにひろのこしゅう」第2話 風呂場の悲鳴

朱莉が来て三日目の夜のこと。 邦裕が自分の部屋で、明日が提出期限の課題をやっていると、風呂場から「ぎゃーっ」と言う叫び声が聞こえてきた。朱莉の入っている時間だ。 不審者が侵入したのだろうか、助けないとと思い、慌てて風呂場に駆け込むと、また、…

小説 連載を始めました。「邦裕の孤愁 くにひろのこしゅう」第1話 朱莉がやって来る

高校二年生が始まった日、朱莉は突然、邦裕と健人の住む家にやって来た。 邦裕と健人は、三宅さんの所有するシェアハウスに住んでいる。そこから高校に通っている。 邦裕は小学校六年生の時、突然両親が死んでしまい、叔父に引き取られて、二人で暮らしてい…