今回クリーニングしたのは、プラビトセラスというアンモナイトの化石です。
淡路島の西淡町、和泉層群から見つかったもの。
白亜紀後期カンパニアン期(およそ7~8000万年前)
淡路島でよく出るディディモセラスというアンモナイトの塔状部を低くする方に進化したものが、このプラビトセラスと考えられているそうです。
表紙のイラストを参考にしてください。
(「和泉層群の化石」徳島県立博物館1991より)
徳島県では鳴門市でも見つかっているので、探しに行きたいと思っています。
S字状に巻いた奇妙な形態は、異常巻きのアンモナイトの中でも、
この標本は、淡路島で行われた採集会に参加した際に、その道の先輩から譲って
そのときの採集会では、
この化石は、周囲の風化がひどくてもろいのですが、中心は固い泥岩です。
クリーニングを始めた頃は、おそるおそる削っていき、
今は、タガネをハンマーでがんがん打ち付けて、
何度も失敗をして化石にひびが入ったり、
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