bluesoyaji’s blog

大学入試問題の分析、国語の勉強方法、受験勉強、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽などについて書いています。少しでも高校生や受験生のみなさん、シニア世代で定年後の趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

異常巻きアンモナイト、プラビトセラスをクリーニングしてみた

今回クリーニングしたのは、プラビトセラスというアンモナイトの化石です。

淡路島の西淡町、和泉層群から見つかったもの。

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白亜紀後期カンパニアン期(およそ7~8000万年前)

淡路島でよく出るディディモセラスというアンモナイトの塔状部を低くする方に進化したものが、このプラビトセラスと考えられているそうです。

表紙のイラストを参考にしてください。

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(「和泉層群の化石」徳島県立博物館1991より)

徳島県では鳴門市でも見つかっているので、探しに行きたいと思っています。


S字状に巻いた奇妙な形態は、異常巻きのアンモナイトの中でも、特に目を引きます。そのファンタスティックな存在感は群を抜いて、アンモナイトの真打ちといってよいでしょう。


この標本は、淡路島で行われた採集会に参加した際に、その道の先輩から譲っていただいたものです。
そのときの採集会では、りっぱなプラビトセラスが2体も出てきました。

ベテランの化石を探す目は本当にすごいなと感心しました。いい化石を見つける目を私も身につけたいです。

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この化石は、周囲の風化がひどくてもろいのですが、中心は固い泥岩です。平たがねが欠けてしまいました。

クリーニングを始めた頃は、おそるおそる削っていき、何時間も掛けて、数ミリしか削れない程度の進み具合でした。


今は、タガネをハンマーでがんがん打ち付けて、大胆に削るようになりました。

何度も失敗をして化石にひびが入ったり、割れてしまったりを繰り返すうちに、慣れてきたからでしょう。

 

instagramに動画をあげています。こちらからどうぞ。

https://www.instagram.com/p/CBFwai1DAxK/?igshid=1iqkk6vh74y2f

 

この化石は巻きの部分だけですが、数千万年前の海をS字型の殻を持って泳ぎ回っていた姿を想像すると、愉快な気分になります。