ベランダで化石採集した石を小割にして、化石を見やすくしてみました。
その時の記事はこちら。
これはいったい何の化石なのか、調べてみました。
まずは図鑑です。
学生版 日本古生物図鑑 北陸館
原色化石図鑑 保育社
日本標準化石図譜 朝倉書店
ところが、二枚貝もウニも、それらしきものが見つかりません。
google画像検索で調べてみると、象の目の画像ばかりが出てくる。
検索を続けていると、和歌山県立自然博物館の資料が参考になりました。
写真によく似たウニが載っています。
拡大すると
ウニ
名前:ヘテラステル属の一種
学名:Heteraster sp.
産地:和歌山県有田郡湯浅町
地層:有田層
年代:中生代白亜紀前期(約1億3000万年前)
以前に入手したパンフレットにも、そっくりのウニの画像が載っていたので、これに決定しておきます。
ヘテラステル・マクロホルクス(Heteraster macroholocus)
ブンブク類の一種 とありました。
ブンブクとは、昔話の分福茶釜から来ている名前だそうです。
トリゴニアは、これも和歌山県立自然博物館の資料からわかりました。
二枚貝
名前:プテロトリゴニア・ポシリフォルミス
学名:Pterotrigonia pocilliformis
産地:和歌山県有田郡湯浅町
地層:有田層
年代:中生代白亜紀前期(約1億3000万年前)
いずれにせよ、白亜紀、およそ1億3千万年前という気の遠くなる時代に生きていた生物たちです。
人生百年と比べると、永遠ともいえる時代を石となって残り続けたこれらの化石に畏怖の念を抱きました。
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