精神科医Tomyの気にしない力 たいていの心配は的外れよ だいわ文庫

著者の言う「気になる」とは「何をしていても、ある考えが頭の中にわいてきて離れず、ストレスを与える状態」と定義しています
一つの項目について、数ページで対処方を解説するという形式をとっています。
以前に紹介した「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」の、解説部分を詳しくした感じです。
短時間で悩みの対処法にアクセスするには「1秒で~」が適しており、こちらの「気にしない力」は少し心に余裕があるときにじっくり悩みと向き合うのに向いているかも知れません。
例を挙げると
「気になるのは、問題が多いからとは限らない。心配事を探してしまうからよ」
対処法は、
・何か困ったとき、書き出す
・頭の中を占めている「気になること」を思いついた順にどんどんリストアップ
・どうにもできないこと、今すぐできないことは外す
・残った気になることを優先度の高い順に並べる
・リストを見て、どう対策すればいいか考える。これは思いつくところから考えていけばいい
・対策できたことは「気になる」リストから消す
このように、悩みへの対処法を具体的に提案してくれます。
もう一つ、
「メールやLINEで冷たいんじゃないかと『気になる』のは、情報が少ないせいよ。たいていは杞憂なの。」
・なぜメールやLINEが「気になる」のか。情報が少ないから。相手に会っているときは、相手の表情、しぐさなどの情報があるあら、気にならない。
・ところが、メールやLINEは文字だけだから、相手の様子は窺えない。少ない情報から多くのものを読みとりすぎてしまう。たいては考えすぎ。
これは私もよくやってしまいます。読んで大いに納得しました。
切迫していない、心に読書する余裕のあるときにおすすめします。