朝起きてすぐに動きたくなる体 庄島義博 サンマーク出版
コンディショニングトレーナーとして活躍する筆者の施術は筋肉を横に揺らすことが特徴。
本書のキーワードは「ふるふる」
その方法が19パターン、図入りで紹介されています。
ひとつだけ紹介すると、
ヒザふるふる
1椅子に腰掛け、両ヒザ直角でヒザの間が開いたり閉じたりするように太ももとふくらはぎを小刻みに揺らす 10〜20秒
2ヒザ下を八の字にして揺らす
これをやってみると、両足がぴりぴりする感覚があり、血行がよくなっているように感じました。
著者も各自が実際にやってみての感覚を大事にするようにと強調しています。
どれも気軽に、短時間でできるものばかりです。
まずは自分軒になる身体部位や不調に効く「ふるふる」から試してみるとよいでしょう。
一つだけ不満を上げると、著者が指導した有名人(スポーツ選手はもちろん、格闘家、歌手など)の名前が散発的に出てくること。
これは編集のせいかもしれませんが、何か読みにくく感じました。
いっそのこと、有名人のエピソードはひとつの章にまとめて、症例と対処法をより詳しく書いた方が読者には参考になると思います。
まあ、個人情報なので配慮は必要でしょうが。
わたしは各「ふるふる」のやり方をノートに書き出してまとめ、毎日少しずつ試してみます。
挑戦する価値ありの内容でした。