センター試験が廃止され、共通テストが始まります。
2018年11月に全国で行われた試行テスト(プレテスト)の国語の記述問題を解いてみました。
問題はこちらにあります。
https://www.dnc.ac.jp/sp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1110.html
結論を言うと、恐るるに足りず、ということです。
実際に問題を読んでみてください。それを前提に説明します。
問1は「傍線部A~とはどういうことか。三十字以内で書け」という説明問題。
傍線部A「指差しが魔法のような力を発揮する」
下書き
ことばの通じない国で指差しで相手に頼んだり尋ねたりするコミュニケーションが十分とれること
Aの直前、直後の文から抜き出しました。
これを三十字以内にします。
ことばの通じない国で指差しでコミュニケーションがとれること。
これで三十字です。
解答例はこうなっています。
例1 ことばを用いなくても意思が伝達できること。
例2 指さしによって相手に頼んだり尋ねたりできること。
例3 ことばを用いなくても相手に注意を向けさせることができること。
正答の条件は次の3つ
① 30字以内で書かれていること。
② ことばを用いない、または、指さしによるということが書かれていること。
③ コミュニケーションがとれる、または、相手に注意を向けさせるということが書かれていること。
自己採点してみると、①はクリア、②も「指差し」でOK、③「コミュニケーションがとれる」でOKでした。
下書きにあった「相手に頼んだり尋ねたりする」を使っていてもOKですね。
ただ、「ことばの通じない国で」という状況設定の部分は必要なかったみたいですね。
問1は傍線部の前後の部分だけで解答ができあがりました。難しくないでしょ。
参考に問題を解いた時の画像を乗せておきます。
問題を読む時に注目する部分に線を引いたり、囲みをつけたりすることを心がけてください。
問2以降は次回に。
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