台風の影響で増水し、ささ濁りの勝浦川付近の産地に出かけました。
以前にアンモナイトを発見した沢で、さらに調査しました。
水量の増した沢を登り、泥岩を探して表面を確認します。何か入っていそうなものをハンマーで叩き割ります。
ところが、何も出て来ません。
急な斜面を50メートルほど登りましたが、見つけることができませんでした。
諦めて下りながら、それでも化石の痕跡を探しました。
『恐竜まみれ』の小林快次先生は、人が通らないところを歩き回り、化石を探すと書いてありました。
自分もその通りにしよう、絶対にいい化石を見つけてやろうと思ったのですが、疲れて諦めてしまいました。
ここがアマチュアの悲しいところです。
台風8号の影響か、山の中は曇りで、やや涼しく感じられたのが救いでした。