bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

なんと同じ文章が立命館大学と同志社大学に出題されていて、びっくりしました

同志社大学と立命館大学の国語の入試問題が同じだったのです。第1問の評論の出典が両校とも,「菊地暁『民俗学入門』」で、赤で示した部分が同じになっていました。問題文の大部分が重なっていることがわかります。 

立命館

https://drive.google.com/file/d/1EV9lYokTjs3tGIXXc2oOWWApuPhmre2c/view?usp=drivesdk

出典が他大学と同じになることはたまにありますが、問題文に使う箇所までかぶることは非常に珍しい現象です。

入試日は、立命館2月2日、同志社が2月5日でした。

ともに全学日程入試なので、受験した人数は多かったでしょう。そこで考えられるのは、両校を併願して受験した人への影響です。

2月2日に立命館を受けた人が、2月5日に同志社を受けた時に、評論がほぼ同じ問題文であることがわかると、どうなるでしようか。

一般的には、一度読んだことのある内容は、理解しやすく、設問も解きやすくなります。同じ文章が出てラッキー!と思った人が多かったでしょう。

さらに、予備校などの解答速報を見て勉強すれば、同志社の問題はよくできたでしょう。

各大学は問題作成に苦労しているでしょうが、公平性、客観性が強く求められる大学入試です。同じ問題文にならないように、良問の作成を期待したいですね。

ちなみに設問は立命館の方がバラエティに富んでいておもしろい問題だと感じました。

同志社は記述など従来の設問もありますが、複数資料で考えさせる、共通テストに寄せたような設問があり、取ってつけた感がありました。

「柏木博 視覚の生命力ーイメージの復権」「呉竹充利 ル・コルビュジエと近代絵画ー二〇世紀モダニズムの道程」2023年度共通テスト国語第1問を解いてみました

今年(2023年度)の共通テスト国語第1問を解いてみました。

何かと話題にあがる共通テストはどうだったのかを分析します。

 

第1問は評論です。出典の「視覚の生命力ーイメージの復権」柏木博は、早稲田大学法学部2019年に出題されていました。本文の箇所は異なりますが。

 

以下の赤の波線部は、解答の根拠になると思う部分に私が線引きしたものです。

1

2

3

4

5

問1の漢字は、標準的で、全問正解できるでしょう。

6

 語句の意味です。これも標準的。2問とも正解はたやすいでしょう。むしろ拍子抜けするかもしれません。

7

問2 最初の引用文に根拠があります。画像の1ページで問2と書き込んでいる箇所の傍線部が根拠です。読解ができていれば、たやすく正解を絞れます。

問3 引用文の「外界を二次元の平面へと変える」を踏まえれば正解が絞れます。

複数資料を出題する方針から考えると、「引用文に正解の根拠がある」はずですね。

読解に関係のない引用文をそもそも使わないですから。

問4 選択肢1が紛らわしいですが、「風景がより美しく見えるようになる」が×です。正解の5は「かえって広がりが認識されるようになる」が本文では「そこに水平線の広がりを求める」とあるので、こちらが適切と判断します。ちょっとややこしいですね。

10

問5 根拠となる部分が広い範囲にたくさんあり、(画像4ページと5ページ)「動かぬ視点」「沈思黙考」などの根拠から正解3を選びます。少し時間がかかる設問です。

11

12

問6 共通テストでお約束の「話し合い」問題です。

このタイプの問題は、複数資料の読解や思考を問うといった狙いがあるということですが、私は本来の国語の読解力とは次元の異なる設問だと思っています。個人的には重要性を認めていない設問なので、案の定、間違ってしまいました。集中力が切れたことも原因かもしれません。

もちろん、受験生のみなさんは、そうならないように集中して取り組んでください。

 

(ⅰ)3が紛らわしいですが、「窓の機能には触れられていない」が×

13

(ⅱ)消去法で2が正解です。

14

15

(ⅲ)4が紛らわしいですが、本文の最後の段落を踏まえると3が正解です。

 

さて、解いてみた感想はどうでしょうか。

私は、選択肢が迷うのがいくつかあって、全問正解することができませんでした。天敵の「「話し合い」新傾向問題に対処すべく、研究したいと思います。

 

感想としては、2年後の新学習指導要領を履修した受験生への問題がどう変わるのか、なんとなく見えてきたなということです。

おそらく長文の、本格的な評論文は出題されなくなり、今回のように複数の出典から、しかも引用文が多数の文章が出されるでしょう。

 

問題の傾向が変わるのは仕方がないとして、受験生の立場で考えると、共通テストと難関私大と併願するなら、両方の対策を別々にやっておかないといけなくなると思います。

なぜなら、難関私大は、長文でじっくり深く読解させる評論が出題されるからです。

これには情報処理力の早さだけでは対応できません。

普段は従来のじっくり読解しないといけないタイプの過去問を解いて勉強し、模擬試験の前や共通テストが近づいたら、複数資料、話し合い、情報処理力対策の勉強をするのが適切かもしれません。

 



 

こんなにおもしろい大学入試評論文、見たことない まるで短編小説のおもむきです 関西学院大学 文 2020 加藤尚武「かたち」の哲学

こんなにおもしろい大学入試評論文、見たことない
まるで短編小説のおもむきです 関西学院大学 文 2020 加藤尚武「かたち」の哲学

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形式段落に通し番号をふりました。

本文の要旨です。

1自分の顔を客観的に判断することはできない
4駅の鏡に映るみすぼらしい男の姿を一瞬自分と思わないで見ていた
6恋人のあやめは姉のかきつばたと双子の姉妹である
12私には二人の見分けがつかない
14ブリダンの驢馬は、二つのまったくおなじ干し草の山の真ん中にいる驢馬は飢えて死ぬという話
16ショーペンハウエルはどちらを選んでもいいと反論した
18結婚は、見分けがつかないからどちらを選んでも好いというわけにいかない
19問題は、存在として違う人間が認識としては違いがないという、存在と認識の不一致である
22違う存在が同じ形を持つということは、存在と形とが不可分でありながら、形が存在とは分離できるという形の本性による
23姿というものは、その本体から抜け出して、存在とは別のものになってしまう


本文分析


6スタンダール フランスの小説家
ザルツブルクの小枝 「恋愛論」恋愛によってその対象を美化させてしまう心理
ザルツブルクの塩坑で枯れ枝を投げ込み、二三か月すると、輝かしい結晶におおわれてダイヤモンドで飾られたように見えることから

8ラファエル前派 19世紀中ごろイギリスで活躍した美術家、評論家のグループ
象徴主義美術の先駆 明治時代日本にも紹介され、影響を与えた 夏目漱石 「オフィーリア」

15万葉集「ママノテコナ」 真間の手児奈(古)
16ショーペンハウエル ドイツの哲学者 ニーチェやワーグナーに影響を与えた
21パスカル フランスの哲学者 「パンセ」 人間は考える葦である

 

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設問の解説と解答です。

問一
a方針 イ辛酸  ロ羅針盤  ハ森羅万象 二虚心坦懐 ホ神妙
b偏見 イ編隊  ロ偏屈  ハ唐変木 二片鱗  ホ遍歴
c予期 イ発揮  ロ起死回生 ハ画期的 二数奇  ホ綱紀粛正
d模様 イ最寄り ロ繁茂  ハ曖昧模糊 二水面 ホ喪中

問二 e由緒  f次第  g過程

問三 自分の顔を客観的に見ることが不可能ではない
例は3段、4段
駅の鏡に映る「みすぼらしい男の姿」ー自分だと思わないで自分の姿を見ていたはず
二が正解

問四 「晴れがましくもない」
「晴れがましい」ー多くの人から祝福され、光栄に思う気持ち
イが正解

問五 直前の「ザルツブルクの小枝」がわからなくても「自分の恋人だから美しい」から考える
正解「あばたもえくぼ」ー好意をもって見ると欠点までが美点に見えること

問六 展覧会場で妹あやめと思われた姉の気持ちは
「すばらしい記憶力」には「一種の暗い影のようなものがつきまとっていた」ので、「当てつけ」か「皮肉」
「鼓舞」と「恨み」では「恨み」が適切
ホが正解

問七 14段と15段から「どちらを食べるわけにもいかなくて」「どちらを選ぶこともできずに」とある
ホが正解

問八 16段ブリダンは選択にはかならず何かの理由や原因があるという前提
ショーペンハウエルは選択に遺留が必要という前提そのものを疑う立場
イロハはブリタン、ニホヘはショーペンハウエル
「どちらでも好いという気持ち」はショーペンハウエル
へが正解

問九 「甲しないで」手当たり次第に干し草を食べればいい
「結果を気にしないで」の意ークヨクヨが正解
「胸に乙とくる重し」ー「重し」ズシンが正解

問十 19段Ⅲの直後「存在として違う人が認識としては違いがないという存在と認識の不一致」
存在として違う人ー別人格、姉と妹
認識としては違いがないー外見が同じ
二が正解

問十一 19段傍線部⑤の直後「常識」に注目する
20段「われわれの常識的な世界は」の直後が正解

問十二 
イ5段、6段から×
ロ記述なし×
ハ「形」の根本問題が×
二どんな「存在」でもその「形」の違いを見分けられる×
ホ22段「形が存在とは分離できるという形の本性」とあるので正解

 

解いてみて、どうでしたか?

大学入試で、「あやめとかきつばた」のエピソードを読まされると、おかしくて解いている途中に笑ってしまいそうです。まるで短編小説みたいですね。

ただ、「存在と形」という哲学の話題なので、このエピソードをちゃんと後半の論考につなげられるかが大事です。
頭が固い人には手ごわい問題だったかもしれません。

さすが関学ですね!文章選択のセンスがいい。共通テストも見習ってほしいです。

大学入試 国語 現代文 評論問題の勉強のために 同志社大学 法・グローバル 2018年度 佐伯啓思 「経済成長主義への訣別」

大学入試の現代文を取り上げ、読解方法や設問の解法を解説します。

 

受験生が読んでおもしろいと思える内容の本文、なんらかの知的な学びがある本文を選びました。


読んでもさっぱりわからない、まったく興味を引かれない本文では、勉強のやる気が起こりません。


結構、そういう問題文が多いのが今の大学入試の問題点の一つだと思います。
複数史料を読ませるのもいいけれど、その中身がスカスカの文章では、つまらなく、やってられない…

 

今回の佐伯啓思「経済成長主義への決別」は、とてもいい文章です。


内容も当然ですが、論理の展開が特にすばらしい。受験生だけでなく、論理的な文章を読む力をつけたい人にも、ぜひ一読をおすすめします。

私が勤める学校の高3生の夏期補習で取り上げた問題です。 

 

同志社大学 法・グローバル 2018年度 佐伯啓思 「経済成長主義への訣別」

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経済成長主義への決別1

経済成長主義への決別2

経済成長主義への決別3

経済成長主義への決別4



本文の要旨をまとめました

・グローバル資本主義は人間の欲望を解放することが幸福につながると考える。キリスト教の持つ普遍的救済の焼き直しである。西洋文化の根底にある拡張と普遍性を求める意思がグローバリズムを生み出した。


・ しかし人は歴史的に与えられた自然環境や世界や精神的性向の中で生きるほかない。その中で安寧をえ、快適性を感受しようとする。


・グローバリズムや情報網の世界的な拡張を受け止めると同時に小規模な地域、組織、場、集団、仕事を保持しなければならない。 共感があり、相互に信頼でき、相手の性格や事情を了解できる組織や集団を作れない社会では、人々は神経をすり減らし、創造性に欠け、仕事への責任感を持てなくなる。


・拡張と進歩の価値に囚われない「そこそこ」で自足し、「足を知る」原理が必要となる

 

本文分析


本文を理解するために必要な語句を抜き出しました。
番号は形式段落のものです。

2グローバリズム
3ユートピア
15スミス アダム・スミス「道徳感情論」経済学の父
16シューマッハー ドイツ生まれ、イギリスの経済学者「スモールイズビューティフル」でエネルギー危機を予告
18ヘーゲル ドイツの哲学者 観念論、弁証法 「精神現象学」
21トゥクヴィル フランスの思想家、政治家

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設問の解説と解答

設問1

設問2

 

一「強調している」につながるもの

1眉に唾つけてー騙されないように用心する
2目を見開いてー目を大きく開いて
3鼻を高くしてー得意になって
4口を酸っぱくしてー忠告など同じことを何度も繰り返して
5舌を巻いてー感心したり驚き呆れたりする

 


ア直前「様々な形とサイズの」ーいろいろなもの
イ直前「世界中に同じところで生産される」ー同じようなもの
ア多様性 イ標準的 2が正解

 

三「この変化」11段「西洋近代社会は~信じたのである」
「幸福の条件」2段「物的に裕福になるもののみが幸福になる」
2が正解

 

四「人間存在の基本的な条件」=「人間というものは、小さな、理解の届く集団の中でこそ人間でありうる」
12段「常に出会い、常に傍らにあるモノや人や場所~知るだろう」
3が正解

 

五「適切な組織」とは
15段「『共感』のうちに自然と道徳心が生じるのが地域共同体」
16段「地域コミュニティは、確かにグローバリズムに対抗する『数多くの小規模単位を扱えるような構造』」
17段「組織や集団においてもまた」「相互に信頼できる仲間があって」
18段「組織と仕事は、人々の道徳性の母体にもなる」
2が正解

 

六 4、6、8が正解

 

七 
22段 最大化を目指すのではなく、 「そこそこ」で満足する精神、「足るを知る」の原理

解答例

適切な規模の集団の中で、最大化ではなく、自足することを覚えるべきだと考えている。

 

問題を解く時間は気にせずに、じっくりと読解をしましょう。

グローバリズムを批判した筆者の考えが理解できて、現代社会を見る新たな視点がえられます。

 

「国語の科目再編は無理がある」読売新聞3月30日朝刊社説を読んで考えた

読売新聞3月30日社説「国語の科目再編は無理がある」改め「読売新聞の変節にはウラがある」

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引用

実用的な文章を読み、論理的に書く力の育成は重要だが、その力は文学作品などに触れることで高まるのが普通だ。『実用的・論理的』な文章能力というものが別個に存在するわけではない

学校現場では論理と文学を無理に切り分けず、バランスよく学ばせることが大切だ

 

そのとおりなのだが、今までの読売新聞の主張は全く違っていた。

それを過去にツイッターで指摘した。(ツイート参照)

読売新聞の社説、今頃になって、論理国語に反対と主張 今年4月からの学習指導要領実施で現場は混乱が目に見えているので、論理国語に反対したという証拠作りかと邪推させる記事。手のひら返しですね。 #論理国語 #読売新聞… https://t.co/dTpJdtGs7X

本日の読売新聞朝刊と夕刊の記事 #共通テスト 国語問題作成委員の辞任を報じる 産経ニュース「利益相反などの疑念を指摘されて委員を辞任していた」と比べると、大したことではないとでも言わんばかりの記事内容だ 大学の先生なら、「李下に冠… https://t.co/KILkvP4in8

記述式だけでなく、新学習指導要領も注意せよ  本日の読売新聞より 「論理と文学を分けて国語力の向上につながるのか、懐疑的な見方を示す識者は多い」と書き、 立命館アジア学長の出口治明先生は「感受性の柔らかい思春期に、文学の素養を身に… https://t.co/Ae9wRnUpO6

 

読売新聞が珍しく、「高校国語改革を考える」#論理国語と文学国語 大森先生、俵万智さんの意見は、新学習指導要領に批判的。読んで納得した。 早稲田大学の幸田国広先生は、論理国語に賛成の立場。主張を読んでもピンとこない。で、調べてみて驚… https://t.co/RxPQ6oDbtx

 

読売新聞の主張が180度変化したということは、国(文科省)もこの改革の失敗を認識し、軌道修正を行おうとしていることを示しているのではないか。

 

間違いははっきり認めて、なぜそんな失敗が起こったのか、政策決定の過程とその責任の所在を調査、報道してほしい。

そして二度とこんな失敗が起こらない仕組み作りを提言してほしい。国の将来の安泰を願うなら、それが報道の責務である。失敗の被害をこうむるのは、生徒たちなのだから。

 

 

「『論理』か『文学』か」読売新聞3月30日朝刊3面を読んで考えた

読売新聞3月30日三面「『論理』か『文学』か」

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引用

 

これほど客観的な基準がない検定意見は初めてだ。桐原書店編集責任者

「文学国語」は11点全点が評論を取り上げた。新指導要領は文学国語では、文学に関連した評論を扱うことを認めているためだ。10本以上載せた筑摩書房の担当者は「文学と論理を分割するという指導要領の趣旨に違和感を抱いた。文学国語にあらゆる文章を載せた」と打ち明ける。

 

分けることへの反対意見として

日本学術会議の「古典文化と言語分科会」は20年の提言で、「『論理』と『文学』があたかも相反する領域であるかのような誤解を与える」と主張し、国語の選択科目を改善するよう訴える。

国語教育に詳しい日本大の紅野謙介・特任教授(日本近代文学)は『国語は論理と文学に分けられるものではない。文学には様々な人物の立場や理屈が絡まり、複雑な論理を捉えていくという要素がある。教科書検定の結果からも新指導要領の破綻が表れている。文科省は現場の声を聞き、実態に即した柔軟な対応を取るべきだ』と指摘する。

 

国(文科省)は、PISAの成績が低迷したことと、経済界などからの実用的な国語力の要請とを理由として、論理と文学を分けた。

PISAのテスト内容については専門家からの批判もあり、順位の上下だけを見て国語教育の改革をするのは早計である。

 

経済界も実用的な国語力を新入社員に求めるなら、入社後に教育すればすむことであり、その手間とコストを教育現場に押しつけるのはお門違いだ。

教育の中身に文句をつけるよりも、必要とするプログラムを用意し、教育現場に無償で提供するくらいのことを考えましょう。アイデアも金も出さずに要求だけしても、多忙な学校現場は無理ですよ。

 

 

高校国語 論理・文学分割 読売新聞3月30日朝刊1面記事を読んで考えた

読売新聞3月30日一面記事「高校国語 論理・文学分割」

 

f:id:bluesoyaji:20220330184710j:image

引用

 論理国語と文学国語に小説、評論が混在した理由としては、限られた授業時間数の中で、学校現場には小説と評論の双方を学んでほしいという強いニーズがあるほか、教科書会社自体にも両者(*論理と文学)の切り分けは難しいという意見があるためだ

*は筆者がつけました

 

なぜ国(文科省)は論理と文学に分けることにこだわったのか。誰が言い出し、誰が賛成して決定されたのか、それを調査し分析するのが報道の役割ではないでしょうか。

 

参考 中央教育審議会 教育再生実行会議

参考資料1 名簿(中央教育審議会委員、教育再生実行会議構成員):文部科学省