bluesoyaji’s blog

定年後の趣味、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、化石採集、鉱物採集、文学、読書、音楽など。高校生や受験生のみなさん、シニア世代で趣味をお探しのみなさんのお役に立てばうれしいです。

10月15日化石の日を記念して 淡路島で化石採集の報告です

本日10月15日は化石の日なので、
それを記念して化石採集の報告を書きました。

和泉層群白亜紀後期北阿万層に
アンモナイトの化石を探しに行って来ました。

f:id:bluesoyaji:20191015212337j:image

淡路島の南あわじ市にある本庄川ダムです。

f:id:bluesoyaji:20191015212906j:image

周辺を観察します。

f:id:bluesoyaji:20191015212441j:image

ダムを周回する舗装路があり、露頭がたくさん見られます。

f:id:bluesoyaji:20191015212507j:image

化石の1個や2個は見つかるだろうと、甘い妄想を抱きながらダムを1周しました。

f:id:bluesoyaji:20191015212535j:image

その結果は、残念ながら何も見つけることはできませんでした。

f:id:bluesoyaji:20191015212604j:image

地層は、出そうな感じだったのですが。

1時間少々かけて路傍の石を叩いてみての結果です。

f:id:bluesoyaji:20191015212737j:image

ここは出ないのか…がっかり。

静かできれいな景色を見ただけでも気持ちいい!

f:id:bluesoyaji:20191015212815j:image

 

気を取り直して、また前に訪れた海岸で採集します。

f:id:bluesoyaji:20191015213006j:image

今回は、色や形が気になる石を叩く方針です。

f:id:bluesoyaji:20191015214054j:image

f:id:bluesoyaji:20191015213036j:image

何かわからないけど、化石が入っている石をいくつか見つけることができました。

f:id:bluesoyaji:20191015213913p:image

f:id:bluesoyaji:20191015214512p:image

 

今後、クリーニングに挑戦して、何の化石なのか確認します。

 

大学入試の評論文の勉強にお薦めです「鏡の中の現代社会」見田宗介 定本 見田宗介著作集Ⅱ 岩波書店

 

国語教師として、ふだんから大学入試の国語の勉強や、論理的な思考力を身につけるために役立つ文章を探しています。

 

今回紹介するのは、見田宗介の『鏡の中の現代社会』です。

f:id:bluesoyaji:20191013160052j:image

出典は、「定本 見田宗介著作集Ⅱ 現代社会の比較社会学」岩波書店からです。

https://amzn.to/2penjfO

 

f:id:bluesoyaji:20191013160111j:image

 

社会学者としてさまざまな国を旅してきた著者は、自分の生きている社会を見る時に、離れた世界に立ってみて、「自明性の罠」から解放されることが必要だといいます。

 

インドやメキシコ、ブラジルなどの先進国ではない国々では、私たち日本人の「あたりまえ」が通用しないことがたくさんあるそうです。

 

時間に対する感覚であったり、人間関係に関する態度であったり、私たちが驚くようなことがそれらの国を旅すると体験するそうです。

 

いくつかのエピソードが紹介されていて、それらがとても魅力的な話です。

一つは、メキシコに住む山本満喜子さんというタンゴダンサー。小説や映画になりそうな話で、この一節だけでも読む価値あり。

 

二つめは、メキシコのインディオの「死者の日」の紹介。墓場で踊ったり、ごちそうを食べたりする風習は、日本人からすると眉をひそめそうなものですが、その意味が驚きです。(沖縄にも似たような風習があったような、シーミーでしたか?)

 

ゆかりのある死者を招いてごちそうする日で、誰からも招かれない死者のために、一人分余分にごちそうを用意するというものです。

いわば「ボッチ」の死者のために、寂しい思いをさせないために余分を作っておくやさしい心がメキシコのインディオにはある。

著者は、当然これは、生者の社会の反映だというのです。

 

一方、私たち日本社会のような現代社会は、アメリカのフランクリンが言う「タイム イズ マネー」時は金なりの精神が根本にあると言います。

 

時間を貨幣と同じように「使う」感覚で考える。時間を「生きる」メキシコなどの社会とは大きく異なってしまっている。

まさに「分刻み」の生活です。

 

そういえば、先日の台風15号の通過後、東京では電車の運行再開を待つサラリーマンの長い行列が報道されていました。

台風の余波が残っていても、職場に向かおうとする人々の姿は、私にも異常に感じられました。

台風の時ぐらい、危ないので仕事を休めば、と思ったのは、沖縄や西日本では通常の感覚だと思うのですが。

 

話を戻すと、著者は、今後の社会のあり方について、両方の社会を見ながら考えていくべきと主張しています。

 

当たり前ですが、メキシコやインドのような国のまねはできないし、日本社会の問題点を改革しないで突き進むものよくない。

 

両者を見ることで、社会の可能性を想像しましょうと述べています。

 

高校3年生の現代文の教科書に、この「鏡の中の現代社会」が載っていて、授業で取り上げると、いつもより生徒の食いつき(反応)がよかった印象がありました。

 

特にメキシコの「死者の日」には興味を持ったようです。

高校生たちも、厳しい競争社会、「ボッチ」に冷たい社会というものを感じ取っているのかもしれません。

 

ただし、教科書に載っている文章は、おもしろいエピソードがカットされてまとめられた文章なので、原典とくらべるとスカスカにされています。

ぜひオリジナルで読むことをお薦めします。

 

ワークマンのヒーターベストを購入できました WIND COREシリーズ コスパ最強でした

 

ワークマンのヒーターベストを購入しました

ほしい黒のサイズLが売り切れていたので、3Lを購入しました

f:id:bluesoyaji:20191006165243j:image

f:id:bluesoyaji:20191006165450j:image


発売日の朝9時過ぎに近くのワークマンの店舗に行き、店長さんにヒーターベスト入ってますかと尋ねると、そこに展示してある分だけですと教えてもらいました。

f:id:bluesoyaji:20191006165344j:image

 


急いで見てみると、赤と黒の2種類で赤はLサイズまで残っていましたが、黒はMと3Lしか残っていませんでした

試着してみるとやはりMではきつすぎる、3Lでは大きすぎる

赤のLを着てみると、これが自分にはちょうど良いサイズでした

赤のLを行くか、黒の3Lにするか悩みましたが、黒の3Lを購入することにしました

f:id:bluesoyaji:20191006165603j:image

THREE FUNCTION

water repellent 水をはじく

windproof 防風

heating attachment(と誇らしげにギャランティータグが付いています)

 

その理由は、セーターやフリースなどの上から羽織るのには余裕がある方が良いと思ったからです

その方が動きやすいし、ベストの下に重ねて着込むことができる

使う場面は、寒くなって冬山、あるいは冬の海岸に化石採集に行った時、暖を取るためです。

やったことはないけど、寒い時期の車中泊にもいいかもしれません

f:id:bluesoyaji:20191006170421j:image

f:id:bluesoyaji:20191006170434j:image

 

f:id:bluesoyaji:20191006170447j:image

f:id:bluesoyaji:20191006170507j:image

右脇ポケットに接続コードがあります

f:id:bluesoyaji:20191006170631j:image

身長180cm、やせ型で3Lは、こんなサイズ感です

 

バッテリーは充電されていなかったので、使用感は実際にフィールドで使ってみてレポートをしたいと思います。

 

 

淡路島へ化石採集に行ってきました サンドパイプ 二枚貝が見つかりました #化石 #白亜紀 #アンモナイト #淡路島 #アウトドア

 


南あわじ市に化石採集に行ってきました。

海岸でアンモナイトなどの化石が採集できる場所です。

 

よく晴れて、暑くなりましたが、高速道路を使って一時間半ほどで到着。

f:id:bluesoyaji:20190916183746j:image

地図で目星をつけていた海岸に降りると、サーフィンをしている方がいました。

結構波があり、白波が砂浜に打ち寄せてきます。

探したいポイントはこの砂浜ではなく、隣接する海岸です。

道から高さがあり、海岸線に降りる道がわからないので、サーフィンから上がって休んでいる人に尋ねてみました。

急勾配の狭い道で、四駆でないと無理だと言うことで、あきらめました。

f:id:bluesoyaji:20190916184051j:image

 

以前に行った小さな港に移動します。

f:id:bluesoyaji:20190916184123j:image

 

岬に向かって石だらけの海岸線を歩きます。

山側は全て崖になっていて、表面を観察しながら、歩きます。

f:id:bluesoyaji:20190916184339j:image

すぐに見つけたのは、サンドパイプという生痕化石です。

f:id:bluesoyaji:20190916184607j:image

いくらでもあるので、写真を撮るのも飽きてきました。

f:id:bluesoyaji:20190916184500j:image

それほど簡単に見つかります。

f:id:bluesoyaji:20190916184647j:image

時折、二枚貝、植物が炭化したものがありました。

f:id:bluesoyaji:20190916184732j:image

f:id:bluesoyaji:20190916185424j:image

ピンク色のだ円が貝の化石

f:id:bluesoyaji:20190916185948j:image

不明の物体、アンモナイトかと思ったが、確かめず

 

暑いし、足元が石だらけで、疲れました。

あの岩場までと目印を決めて、アンモナイトらしきものがないか足元を眺めながら歩きました。

遠くに故郷の徳島の山々が見えます。眉山や勝浦、神山あたりの山が見えて、ちょっと帰りたくなりました。

f:id:bluesoyaji:20190916185142j:image

沼島も美しい。

f:id:bluesoyaji:20190916185222j:image

結局、アンモナイトは見つからず、誰かが割って捨ててあった、二枚貝の痕跡のある石を見つけたくらいでした。

f:id:bluesoyaji:20190916185333j:image

海と空と新鮮な空気、山々の緑に触れて、気分は爽快になりました。

 

およそ七千万年前の生物の痕跡に触れることができ、気の遠くなる時間の流れと、せん光のような自分の人生の時間を確認できました。

 

ワークマンの空調服を購入しました ウィンドコアシリーズ #ワークマン #化石採集 #アウトドア #WindCore #空調服

 

ワークマンの空調服を購入しました

f:id:bluesoyaji:20190901162008j:image
以前から気になっていたのですが、夏場の化石採集に使えるのではないかと考え、ネットで探しました。

WindCore シリーズ
ガチの作業用空調服シリーズではなく、アウトドアやスポーツ観戦などに適したシリーズです。

デザインもアウトドアファッション風で、抵抗なく着用できます。

オンラインストアでは、電動ファンとジャケットの一体セットが売り切れていたので、それぞれ別売りになっていたものを注文しました。

f:id:bluesoyaji:20190901165108j:image

ベストの黒色Lサイズが売り切れていたので、ジャケットの黒色Lサイズにしました。


山に行くのには、スズメバチが黒色を襲うため、避けたいのですが、黒はファンの色が目立たないだろうと思い、黒にしました。

ジャケットはかなりゆったりしたサイズで、余裕があり、身長180cm、痩せ型の私には、Mサイズでもよかったかも。

f:id:bluesoyaji:20190901162119j:image

ファンの取り付けは、とても簡単で、服の内側にファンを置き、外側からキャップをねじって付けるというものでした。
これなら誰でも簡単に装着できると思います。

f:id:bluesoyaji:20190901162149j:image

f:id:bluesoyaji:20190901163049j:image

電源コードをつなぎます。これも簡単でした。服の内側にコードを止めるベルクロがあり、コードが邪魔にならないように止めることができます。
細かい気配りがされています。

f:id:bluesoyaji:20190901162225j:image

 

バッテリーは初めから少し充電されていたので、早速着てファンを回してみました。

f:id:bluesoyaji:20190901162313j:image

バッテリーを内ポケットに入れ、スイッチを入れると、ファンの回る音とともに、上半身にひんやりとした風が下から登ってくる、なんとも不思議な感覚です。
でも、すずしくて気持ちいい。
首元、手首から風が外へ吹き抜けていきます。

f:id:bluesoyaji:20190901162342j:image

バッテリーとファンの重さはそれなりにありますが、動きを妨げるほどのことはありません。慣れると気にならないでしょう。

 

気になった点は二つ。
一つは、電動ファンがちょうど横腹にあたるので、くすぐったいです。これは個人差があるでしょうが、横腹が敏感な私は、絶えずくすぐられてるような感じがしました。


二つ目は、ファンの音です。
風量は4段階に調整できます。最初は強の4になっていたので、結構な音量がしました。近くの人が何?と思うくらいです。しかし、風量を1にすると、ほとんど気にならなくなりました。

f:id:bluesoyaji:20190901162631j:image

f:id:bluesoyaji:20190901162659j:image

今回は試着のみですが、実際にフィールドで使ったら、レポートをします。

 

 

夏休みに化石採集してきました 初心者でも見つけられる沢登り  #白亜紀 #化石 #アンモナイト #恐竜 #徳島県

f:id:bluesoyaji:20190814092706j:image

台風の影響で曇り空の中、化石の産地に向かいます。

f:id:bluesoyaji:20190814092857j:image

水量が多く、放水していました。

かなりの雨が降ったようです。

f:id:bluesoyaji:20190814093033j:image

この沢を登って行きます。水が出ているので、長靴が役立ちます。

普段は、トレランシューズです。

f:id:bluesoyaji:20190814093311j:image

こんな所で落ちている泥岩を探します。

f:id:bluesoyaji:20190814093418j:image

蜂やアブ、ヘビに注意しながら探します。

今回は雨の後だったので、涼しくて虫もヘビもいませんでした。

夏は蜂やアブが多くて危険です。虫除けスプレー、虫さされの薬は必需品です。

 

長袖、長ズボン、帽子、首元にタオル、場合によっては、虫除けの網目のパーカーを着用します。少し暑いですが。

f:id:bluesoyaji:20190814094029j:image

沢登りも足元が滑りやすいので、注意しながら行きます。落ちている泥岩を見ながら、50メートルほど登りました。

f:id:bluesoyaji:20190814094246j:image

2時間ほどかけて探しました。これといったものは見つけることができませんでした。

f:id:bluesoyaji:20190814094456j:image

不明の物体です。アンモナイトかな?
f:id:bluesoyaji:20190814100334p:image

小さな貝の印象化石です。

f:id:bluesoyaji:20190814094948j:image

この奥の山中では、恐竜の化石が発見されています。

今後の県立博物館の発掘調査に期待しています。


f:id:bluesoyaji:20190814094952j:image

帰りにはすっかり晴れてきました。

これといった成果はありませんでしたが、

自然の中で石探しに夢中になれました。

意気込んで化石採集に行きました アンモナイトには会えず、不明の化石のみで終了#化石採集 #アウトドア #徳島県 #白亜紀 #アンモナイト

 

f:id:bluesoyaji:20190808152030j:image


台風の影響で増水し、ささ濁りの勝浦川付近の産地に出かけました。

以前にアンモナイトを発見した沢で、さらに調査しました。

 

水量の増した沢を登り、泥岩を探して表面を確認します。何か入っていそうなものをハンマーで叩き割ります。

f:id:bluesoyaji:20190808152052j:image

ところが、何も出て来ません。

急な斜面を50メートルほど登りましたが、見つけることができませんでした。

 


諦めて下りながら、それでも化石の痕跡を探しました。

f:id:bluesoyaji:20190808152157j:image


『恐竜まみれ』の小林快次先生は、人が通らないところを歩き回り、化石を探すと書いてありました。

自分もその通りにしよう、絶対にいい化石を見つけてやろうと思ったのですが、疲れて諦めてしまいました。

ここがアマチュアの悲しいところです。

f:id:bluesoyaji:20190808152249j:image

 

f:id:bluesoyaji:20190808152447j:image


台風8号の影響か、山の中は曇りで、やや涼しく感じられたのが救いでした。

f:id:bluesoyaji:20190808152520j:image

 

ammmonite  採集したアンモナイト化石をクリーニングしてみました #白亜紀 #アンモナイト #化石採集

 

 

www.bluesoyaji.com

 

前回紹介した化石の入った石をクリーニングしてみました。

f:id:bluesoyaji:20190715181238j:image

泥岩が固くて、うまく削れません。

1時間以上、息を詰めて作業してここまででギブアップです。

f:id:bluesoyaji:20190715181328j:image

 

クリーニングも化石採集と同様に初心者なので、ご容赦ください。

 

やはり何か入っています。

形をわかりやすくするために、彫ってみました。

白い部分が彫った痕です。

f:id:bluesoyaji:20190715181350j:image

 

バネの部分の続きにはアンモナイトの本体があり、その先はカーブを描いて続いているように見えます。

 

もしこの通りなら、異常巻きアンモナイト?

以前に採集したヘテロセラス?によく似ています。

 

www.bluesoyaji.com

 願望、妄想が入っているので、正確ではありません。

f:id:bluesoyaji:20190715181520j:image

使った道具はホームセンターで購入したもので格安です。歯石取りは、もう使っていなかったものを転用しました。

 

石一個から一億年前に思いをはせて、その頃に生きていたアンモナイトと対話する。時空を超えたつながりが化石の魅力です。

 

 

 

 

 

 

ammonite 徳島にアンモナイトを探しに出かけた結果がこれだ(け)#白亜紀 #アンモナイト #徳島 #化石採集

 

 

www.bluesoyaji.com

 以前に大きなアンモナイトを発見した地点に再挑戦してきました。

沢や崖を見て回ること2時間。その結果がこれ(だけ)です!

f:id:bluesoyaji:20190713185406j:image

 

 

沢の転石をひっくり返して見ていくと、小さなバネのような物体がありました。

付近を丹念に調べたのですが、何もありませんでした。

がっかりして、これだけを持ち帰って、眺めるうちに、気づきました。

「何か入ってる!」

f:id:bluesoyaji:20190713185440p:image

赤い矢印は印象化石です。その上の部分は数ミリですが、化石本体があるように見えます。

バネの上には茶色い筋のようなものが。端には茶色い破片が。何かの化石のように見えます。

がっかりしすぎて妄想が入っているのかもしれません。

f:id:bluesoyaji:20190713185505j:image

時間があれば、クリーニングしてみようと思います。

 

 

メアリー・アニング イギリスの化石採集家 古生物学者 Mary Anning その人生を洋書で読んでみた

メアリー・アニングは、女性の化石採集家で、古生物学者でもある人です。

日本ではあまり知られていない人ですが、化石の研究に非常に大きな業績を残しました。

英語の学び直しをかねて、洋書でその人生を調べてみました。

学生時代以来の英語なので、なかなか読解が進みません。間違いがあるかもしれませんが、お許しください。

f:id:bluesoyaji:20190713180203j:image

本のタイトルは「SCIENCE SUPERSTARS MARY ANNING]

raintree publishers for children とありました。子ども向けの本です。とはいえ、長い間英語から離れていた身には英語がわからない。何度も辞書を引きながらの読書となりました。

 

ざっくりと訳を書きます。見開き1ページ分です。

 

自然史博物館は、メアリー・アニングのことを最も偉大な化石ハンターと呼んだ。

彼女は、何百万年もの間岩石に保存された植物や動物の化石を発見した。それらは、私たちの自然を見る見方や、自然が長い間でどのように変わってきたかの考えを一新した。彼女の業績は、多くの科学者を刺激し、地質学の発達の道を開いた。

 

アニングが生きた時代は、およそ二世紀前で、人々は世界がどのように成り立ったのかを見直し、地質学への興味が広まっていた。

地質学者たちは、地球が何で作られているか、どのように作られたかを調べていた。

これらの科学者は、地球の歴史に興味を持ち、大陸が形作られた過程を研究していた。

 

アニングの発見は世界中の関心を集めたが、彼女が生きた時代のせいで、彼女が受けるべき業績に対する評価を得ることがなかった。彼女は労働者階級の女性であり、その当時、権力や影響力は、富裕な男性のものと見なされていた。それにもかかわらず、彼女は、発見した化石について学びたいということを強く主張した。

メアリー・アニングは、科学者としては決して訓練されなかった。実際、彼女は教会の日曜学校で読み書きを学んだにすぎなかった。しかし、彼女は成長するにつれ、科学雑誌の論文をむさぼり読み、彼女の化石の知識は、すぐに彼女のたくさんのずば抜けた発見を検査に来る成功を収めた大勢の科学者たちを凌駕した。

 

fossil 化石

geology 地質学

article 論文